測定料金は測定対象のエックス線室の状況によって異なりますので一律いくらという基準金額のようなものはありません。
エックス線室の状況をお知らせいただければ概算の料金をお伝えすることができます。
- エックス線室の部屋数
- エックス線装置の種類(一般撮影、X-TV、CT、その他)
測定料金についてお値引きできないか、というお問い合わせを頂きます。
まずお値引きについては条件が合えば可能です。お値引きできる場合とできない場合は以下のとおりです。
半年ごとに必ず測定する
エックス線室の漏えい線線量測定は法令で半年ごとに行う必要があります。
この測定は医療機関が自主的に行うものですが、弊社など専門業者にご依頼いただくことが多いと思います。
医療機関によっては年に2回の測定のうち、1回を医療機関の職員で測定し、1回を弊社にご依頼いただく事があります。
これを年に2回の測定(=すべての測定)を弊社にご依頼いただいた場合、お値引きが可能です。
複数の部屋をまとめる
一箇所の医療機関でエックス線室を複数お持ちの場合、同日に測定させていただけばお値引きが可能です。
なお同じ医療法人であってもそれぞれの医療機関が離れた場所にある場合や、同じ施設でも部屋ごとに測定日が違う場合は通常の算定になります。
作業時間を融通していただく
弊社では測定部隊が、同日に複数の医療機関を移動して測定しています。
交通状況によって移動時間の予測がむつかしいため、ある程度の余裕を持って行程を組んでいます。
また行程によっては名古屋市内で測定後、豊橋市に移動(約80km)、豊橋市から名古屋市に戻って測定といった移動をせざるを得ないこともあります。
○○日の△△時、といったお約束ではなく○○日の△△時~□□時(休診時間の間など)のどこかで測定する、といった作業時間を融通していただける場合は移動や待機にかかるコストを減らすことができますのでその分をお値引きさせていただきます。
伝票を第三者扱いにしない
請求の一元化などを目的に請求先に医薬品卸会社などを指定されることがあります。
取次業者は無料奉仕で伝票処理を行うわけではないので、取次業者から医療機関への請求には伝票取り扱いの手数料が加算されています。(例えば弊社から医療機関へ直接請求すれば 10万円のお仕事を、取次業者に対して 10万円請求すると、取次業者は医療機関に 12万円(2万円が伝票取り扱いの手数料)の請求を行うことになります)
また弊社から見ても間に取次業者が入ると請求から入金までの時間が長くなります。
このような取次業者に請求するのではなく医療機関さまに直接請求する場合、最終的なお支払金額は安く抑えられると思います。
お値引きの原資は作業に関わるコストを引き下げたことによる差額です。
この差額がでない場合はお値引きすることはできません。以下はよくお問い合わせいただく内容ですが、このようなお値引きはできません。
複数件の医療機関をまとめる
地域の医師会や医療機器取り扱い業者さまからよくお問い合わせいただきますが、弊社では一箇所の医療機関で作業を行うたびに作業コストが発生し、これを元に測定料金を決めています。
複数件の案件がまとまっていても測定を別日に行うような場合は作業コストは変わりません。よってお値引きはできません。
ただし、請求を一括して行うなど管理コストを削減する場合はこの限りではありません。この場合は半年ごとの定期的な測定を行う医療機関が 60件以上(毎月10件以上程度の案件がまとまる)の場合などが該当します。
他社が安くやるのでそれより安くして欲しい
弊社と他社では作業の内容が異なります。よって金額だけで高い安いを比較する意味はありません。
弊社では競合他社との価格競争は行わないポリシーですので他社の見積もりと比較してお値引きすることはありません。